あなたのタンス株券、このまま放置でただの紙切れに・・
株式不発行制度が09年1月に実施
2004年の通常国会で、株券の電子化、正式には「株式不発行制度に関する法律(通称、株式等決済合理化法)」が成立し、6月9日に公布されました。
これにより、上場会社の株式を証明していた株券は今までの紙ベースのものからペーパーレス化(電子化)されます。
それに伴い、
- 上場企業の株券は一斉に無くなります。
- 株券を持っている事が、株主として保護される根拠にはならなくなります。
- 手続きをしないままでいると最悪の場合、株主の権利が失効します。
以上の事が予想される訳ですが、未だ、電子化に関しての充分な一般的周知は為されていません・・・。
周知が為されていないからこそ、今現在、700億株以上の株式(約30兆円!)がいわゆる「タンス株券」のままで、場合によっては、そのまま株主としての権利を失ってしまう事になるんです・・・。
そうした不利益を被らない為に個人株主自身が株券電子化の制度を知り、手続きへの準備をする必要があるんですよ。
電子化への移行手続きあれこれ
ほふりに預けてあるかどうかがポイント
株券を電子化に移行する為には所定の機関(ほふり・証券保管振替機関)へ向けた手続きが必要なのですが、現在の株券がどういう状態にあるかによって執るべき手続きが変わってくるんです。
株主の立場にも変化が?!
株券が無くなったら、どうやって株主である事を証明する?
今現在は株券の所有により、株主である事を証明できていましたが、株券のペーパーレス化を迎えると、そのような事はできなくなってしまいます。
例えば、株主としての立場を証明したい時、株主提案をしたい時、配当を受けたい時などなど、株主としての権利行使はどうなるのでしょうか?